山形県観光介助ボランティア 福祉研修会開催

令和5年10月31日(火)13:30より、「山形県観光介助ボランティア 福祉研修会」を開催致しました。

一般社団法人山形バリアフリー観光ツアーセンター代表理事の加藤 健一 氏に講師を務めていただきました。加藤氏は、21歳の時に難病である筋ジストロフィーの診断を受け、車いすでの生活をしています。自らの経験から、障害をもった方の「できない」を「できる」に変えるお手伝いをしています。

今回は、「心のバリアフリーとユニバーサルツーリズムについて」並びに「車いすの操作方法と介助方法」を座学と実践形式で学びました。

普段、障害をもった方を見かけると、「大丈夫ですか?」と聞いてしまいませんか?

実は、私もその一人でした。でも、大丈夫かと聞かれれば、健常者であっても「大丈夫です。」と言わざるを得ないですよね?そんな時は、「お手伝いできることはありますか?」と聞いてあげてください。

また、車いす介助の実践でも、車いすユーザーは、車いすを自分の足と思っています。自分の足を雑に扱われたら、誰だって傷つきます。それと同様に、車いすも大切に扱ってほしいとのことです。

言われれば、当たり前のことですが、なかなか気づくことができないのも事実です。

少しずつ学びを重ね、心のバリアフリーが山形へ広がってほしいです。

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