山形観光アカデミー修了式及び学長特別講演会を令和5年12月7日(木)13時よりホテルメトロポリタン山形3階「出羽」にて開催いたしました。
6月から11月にかけ全6回の観光ビジネス基礎講座を山形会場・庄内会場合わせて41名が無事に修了、25名が皆勤賞でした。
修了式では修了生代表の(株)ヤマコーの須藤優吾さん、皆勤賞代表の(株)旅館古窯の渡邉直樹さんが登壇し、代表して(株)ヤマコーの須藤優吾さんがスピーチを行いました。
「自分の言葉で山形の良さを伝えられる人材になりたい」と述べた須藤さんの言葉に会場は納得、関心。6回の講座で学んだことを活かしてこれからも最前線で頑張ってもらいたいです。
続いて、当アカデミー学長で国連世界観光機関駐日事務所代表の本保 芳明 氏より「地域の魅力を高め、世界に選ばれるために~高付加価値化と持続可能な発展~」と題し特別講演をいただきました。
本保氏は初代観光庁長官です。富裕層、所謂アッパー層獲得のための戦略をお話しいただきました。観光庁で掲げる「ウリ」「ヤド」「ヒト」「コネ」の必要性をヒシヒシを感じました。その中でも「ウリ」は最重要。アッパー層はどこにでもあるものには興味がなく、そこにしかないものを求めるそう。山形にしかないものはたくさんあると思います。それをどうPRするか観光業界にいる我々が熟考しなければいけない、そして実行しなければと引き締まる思いでした。今後も努力を続け、山形の魅力発信をしていきたいです。