山形と台湾の学生交流イベント「グローバルサミット“Be a Bridge”」の開催及び台湾プロモーション報告

山形と台湾の学生交流イベント「グローバルサミット“Be a Bridge”」の開催及び台湾プロモーション報告

2月4日(土)~2月9日(木)にかけて台湾高雄市を訪問し、山形と台湾の交流促進を図るためのイベントの開催、高雄市政府機関訪問、旅行会社訪問、現地のアドベンチャーツーリズムやサイクルツーリズムの整備状況の視察を行ってきました。

【学生交流イベント「グローバルサミット“Be a Bridge”」】

主催:山形県観光物産協会、山形県教育旅行誘致協議会、九里学園高等学校、台湾国際教育旅行連盟2.0

2月7日(火)~8日(水)にかけて台湾高雄市の「国立台湾科学工芸博物館」を会場に、リアルとオンラインのハイブリッド形式にて山形の高校生19名(うちオンライン参加8名)台湾の高校生33名が気候変動や省エネルギーなどのSDGsをテーマに英語で議論しました。

1日目は、各参加校による探究内容のプレゼンテーションを行い、参加した高校生から様々な質問が飛び交いました。 2日目は、山形と台湾の生徒が4つのグループに分かれ、グループ毎のディスカッションを行いました。参加した高校生達は国や環境の垣根を越えてすぐに打ち解け、建設的な意見が交わされ、グループディスカッション後は、グループ毎に「再利用に重点を置いた資源」や「廃棄物ゼロ」、「気候変動」などに対する行動宣言を共同で発表しました。

【高雄市政府教育局長官表敬訪問】

山形県観光物産協会訪問団は、グローバルサミット“Be a Bridge”の開催日前日の2月6日(月)に謝 文斌 高雄市教育局長官を表敬訪問しました。

訪問先となった高雄市政府教育局には、今回の学生交流イベント実施に向けて協力頂いた台湾国際教育旅行連盟2.0の林 香吟 総召や高雄市国際教育資源中心の鄭 文儀 氏を始め、台湾の教育関係者が同席し、両地域の若い世代の交流促進に向けた意見交換を行いました。

【台湾旅行会社訪問】

また、同訪問団は、山形へのツアーを検討する信用國際旅行社を訪問し、山形県観光物産協会DMOが造成しているアドベンチャートラベルコンテンツの紹介を行い、ツアー商品等への採用をお願いするとともに、観光客ニーズの動きなどの意見交換を行いました。

【台湾現地着地型旅行コンテンツ視察】

観光まちづくりの参考にすべく、台湾における自然資源の観光活用やサイクルツーリズムの取組状況を視察しました。

自然資源の観光活用部分については、高雄市中心地から少し離れた地域にある蝶などの生態環境を保全する自然公園を視察しました。自然環境を守りながら自由に散策できる道路やビジターセンターの設置など、観光地域づくりと自然の共存が上手く整備されておりました。

また、サイクルツーリズムの取り組みについては、台湾の各都市部を中心にレンタサイクルがいたるところに設置されるなど、観光受入整備の参考になる部分が数多くありました。

上記のほか、当訪問団は、台湾訪問期間中に様々な団体の方々とお会いし、意見交換を行うことができました。台湾は女性の社会進出や高校生などの若い世代の活力がとても印象的で、このパワーが台湾を引っ張っている原動力の一つなのかなという印象を受けました。

今回のこの事業が、山形と台湾の新たな交流の懸け橋になるよう、当協会は引き続き交流促進を図ってまいりたいと思います。

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