令和6年度 山形おもてなしドライバー検定実践研修開催

山形おもてなしドライバー検定実践研修を下記の日程で開催致しました。

村山会場 令和6年9月17日(火) 村山総合支庁 講堂

庄内会場 令和6年9月26日(木) 庄内総合支庁 庄内12号・13号会議室

村山会場13名、庄内会場11名のタクシードライバーの皆さんからご参加いただきました。

アフターコロナとなり、国内のみならず海外から山形県へお越しいただくお客様が増加傾向にある中、必要とされるスキルを向上させるため、県内の観光を取り巻く状況や新しい観光スポットを学び、深く山形県を知るために研修を開催致しました。

受講内容は、「コミュニケーションスキルアップ」「インバウンド対応」「山形県の観光交流施策」。

「コミュニケーションスキルアップ研修」では、おもてなしの本質を学びました。コミュニケーションというと、自ら話題を考え、会話をしなければいけないように感じますが、実は、「聞き手」が大切。人は「話したくて仕方ない」生き物なのだそうです。聞き手になって会話をコントロールできれば、自然に話題がつきない車内になることでしょう。

「インバウンド対応研修」では、”心の壁を壊す”を研修のミッションとし、2名の外国人のゲストと実践を含めたトレーニングをしました。2時間のインバウンド対応研修で、英語力を上げることはできませんが、心の壁を壊し、言葉にする勇気を学びました。

タクシーにお客さまが乗車した状況を想定し、行き先を確認、案内、支払いまでの一連の流れを1人ずつ実践しました。緊張してなかなか話せなかった参加者も徐々に話ができるように。英語だけでなく、ジェスチャーで伝わることを実感していました。

「山形県の観光交流施策」では、県内の観光スポットや祭りなどのトピックスを学び、「地元のことでも知らないことがたくさんあった。」と受講生。

その後、新規受講生は、1時間の試験がありました。研修を受けた上で、この試験に合格しないと山形おもてなしドライバーにはなれません。

おもてなしドライバーは観光だけでなく、コミュニケーションやインバウンド対応スキルをあげるために、日々努力し、お客さまをお迎えする準備をしています。

山形県へお越しの際は、ぜひ、山形おもてなしドライバーをご活用ください。ドライバーおすすめの観光地を案内してもらったり、楽しい話を聞くのも旅の楽しみですね。

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