出羽三山神社丑年御縁年参拝ツアー
今年は、出羽三山の丑年御縁年にあたります。
丑歳には三山の神様の力が最も高まるとされ、この年にお参りをすると十二年分の ご利益を得られると伝えられています。
やまがた女将会では、新型コロナウイルスの終息を祈願し、災いを振り払うご祈祷をしていただくため出羽三山神社御参拝ツアーを開催いたしました。
山伏のお出迎えを受けて、初めに、出羽三山を開祖された蜂子皇子の御尊像(4躰)の特別参拝、続いて、三神合祭殿において宮野宮司のご講話を拝聴した後、御祈祷をお受けしました。
>>出羽三山神社HP
午後からは、今大注目の「地方都市の課題を希望に変える街づくり会社」ヤマガタデザインが手掛けるホテル「スイデンテラス」と全天候型の児童施設「キッズドームソライ」を視察しました。
ヤマガタデザインは、「山形庄内から、ときめこう」をビジョンに、「地域資源から事業をデザインし、子供たちが生きる未来に、自らも希望を持てる社会を実現する」ことをミッションに据えて、様々な新しい取り組みを発信しています。
「スイデンテラス」では、湯浅副総支配人にご案内していただきました。
また、「スイデンテラス」と「キッズドームソライ」全体の案内を、ヤマガタデザイン街づくり推進室室長で広報マネージャーを務めている長岡太郎さんにご案内していただきました。
スイデンテラスの視察後は、東京第一ホテル鶴岡へ移動し、庄交コーポレーション國井社長と懇談を行いました。
国井社長は、庄内地域の観光物産及び交通の中心的企業の社長として、庄内地域のみならず全県的な観光誘客や受け入れ態勢の整備に尽力するなど、本県の観光客の拡大に尽力しておられます。
このたび、その功績が高く評価され、山形県産業賞を受賞されましたので、やまがた女将会から花籠と記念品を贈呈しました。
國井社長からは「アフターコロナに向けたインバウンド対応強化のため、地域素材の磨き上げ、食の魅力発信が必要である。そして山形に訪れる観光客を迎えてくれる旅館女将さん達との連携が大事になってきます。今後も情報交換を行いながら、山形観光の振興に努力してまいりましょう」とのお話をいただきました。
懇談後は、エスモールへ移動し、クッキングスタジオ・バスターミナルを視察しました。
クッキングスタジオは2階の「まなびの広場」の一室で、料理教室の会場や、「レンタルキッチン」として貸し出しも行っており、庄内の食文化を体験できる学びと観光の場になっております。また、動画配信機能も整備されており、地元で活躍している料理人などを講師とした教室を展開しております。
バスターミナルはエスモールから直結しており、2017年に全面改修され、待合スペースやチケットカウンターなどが整備されました。
当日は天候にも恵まれ、穏やかな秋の陽ざしの中で参拝や視察を行うことができました。昼食の羽黒山参籠所「斎館」では伊藤料理長の説明を受け、精進料理を味わうなど、おなかも心もほっこりとした豊かで有意義な一日となりました。